オーストラリア教育事情

オーストラリアの特徴

オーストラリアは誕生して200年余りの新しい国でイギリスとの綿密な関係があり、エリザベス女王を国家元首とする立憲君主制の国です。言語・文化・伝統は英国文化が浸透していますが、現在は世界160カ国からの移民を受け入れている多国籍国家です。政府はマルチカルチャリズム(多国籍文化政策)を実施しています。国土は日本の22倍にもかかわらず、人口は1830万人程度で人口密度は日本の140分の1という環境です。そのせいか現地の人々は穏やかでのんびりしています。

●首都: キャンベラ
●面積: 768万6884平方キロメートル
●人口: 1830万人
現地中学、高校での留学生活。。。  

【教育事情】
日本の教育制度とは異なり、オーストラリアでは中学/高校という区別がなく、教育制度は各州により異なります。 6年間(地域により7年間)日本の小学校にあたる初等教育(Primary Education)を修了すると、セカンダリースクールまたはカレッジと呼ばれる学校へ進学し、6年間(地域により5年間)の中等教育を受けることになります。この6年間(地域により5年間)は、義務教育機関である前期課程(10年生まで)と、大学進学準備期間である後期 課程(11・12年生)に分かれます。義務教育では通常、英語、数学、理科、社会を履修します。

オーストラリアは日本と違い、各大学の入試試験はありません。大学に進学を希望する生徒は、学内の試験(比重50%)と12年生の11月、12月にかけて実施される各州の統一試験(比重50%)の成績を基に大学の入学が審査されます。生徒は11年生のはじめに、志望校の志望学部に入るために必要な科目を調べ、2年間かけて必要な主要5科目を取ります。文科系と理科系に進む人では自ずと履修科目が異なってきます。進学を希望する大学や学部により、この入試試験の合格点が異なります。50%で入れる学部から99%なくては入れない学部など様々です。

1学期: 1月下旬~2月初旬
2学期: 4月下旬
3学期: 7月下旬
4学期: 10月中旬

各学期間に2週間の休みがあります。

【留学先】
●南オーストラリア州の州立及び私立中学/高校
●クインズランド州の私立中学/高校
●ビクトリア州の私立中学/高校
●タスマニア州の州立中学/高校
●ノースサウスウエールズ州の私立中学/高校

【留学期間】
開始時期      申込締切
●2025年1月下旬~2024年10月末
●2025年4月下旬~2025年1月末
●2025年7月中旬~2025年4月末
●2025年10月上旬~2025年7月末
   *1学期間~卒業まで選択できます

【応募資格】
1)13歳から18歳の男女
2)不登校、高校中退者も可能